「ふたたび、暖簾をかけるまで」

「ふたたび、暖簾をかけるまで」第35話


(当時の日記や出来事など ご本人)


6月18日(木)

朝8:50

雨がふるのかふらないのか?びみょうな空模様です。

広島のおとーちゃんに父の日の感謝の手紙をかくことが今日のチャレンジです。

封筒、便せん、何をかくか?いろいろ知恵を絞ってみます。


夕方 17:50

藤森神社へお母さんのフラダンスの発表会を観にいきました。

うどんの券ももらって楽しませてもらいました。

病気になる前は週1回は必ずお水くみにいっていたのを思いだしながら

アジサイの花をみたりくすの木の大木に触ったり

自然の美しさ、エネルギー感じることができました。

今から今日の課題広島への手紙にとり組みます。

浴室に10分はつかる体にいい


6月19日(金)

朝暑いのか寒いのか?貼れるのか降るのか?

梅雨どきらしいわかりにくい天気です。

朝食のパンは久代が子供のころによく食べていた“ムーラン”のパンを食べました。

私ははじめてなのでいろんな話を聞きながら楽しく食べました。

今日は近所ゆっくり散歩して病気の前と変わらないところ、変わったところ

見に出かけてみます。


夕方 17:20

今日は久代とたべるものモモテラスに買いに行き一緒に水もくんでかえりました。

ゴマ昆布のおにぎり、あんかけ豆腐、スルメイカのピリ辛焼、アメリカンチェリー、

コロッケニラまんじゅう、野菜サラダ、

メモに書いたとおり買いものできて二人で食べる食事作れました。

ゆっくりでいいので確実に働いていきます。


(今、当時のことについて思う事 ご本人)


広島の父、母、姉、弟はあまり会えない分、きっとすごく心配していたと思います。

目が見えること、手が動くこと、話ができること

きっとみんなの思いのおかげだと思います。

これからはゆっくり丁寧に生活していきます。


藤森神社は私の大好きな場所です。

きれいな水がわき出て木もたくさんあって

鳥や虫もたくさんいて生命力のあふれている神社です。


久代の子供のころの話を聞く機会、病気になる前もありましたが、

あまり覚えてなく初めて聞く話のように私には興味をひく話がたくさんできました。

病気で倒れてからは前むきで明るい性格に変わった気がします。

手帳に毎日きちっと書いているのは食事で何をどんなふうにして何時ごろ食べたかです。

やはり居酒屋「かどや」が意識のなかにいつもありました。












*この日記は高次脳機能障害からの記憶障害の練習の為にご家族による当時の様子、思いとご本人による振り返りから構成されています。ご夫婦より多くの方に知ってもらいたい、とのご希望があり、掲載しております。

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