「ふたたび、暖簾をかけるまで」

「ふたたび、暖簾をかけるまで」第58話

(担当STとその後のやりとり)


一見、日常生活や作業所生活ではわからなくなっていた


構成、空間認識や同時処理、精神性の易疲労(考えすぎると疲れる)が


このシチュエーションではまだまだ課題があることがわかったのがデモオープンでしたが


構成、空間認識は退院直後は

時々左側に少し当たる程度の軽い左半側空間無視がみられましたが、

その後間もなく、左側の忘れや当たることは無くなっていました。


それに比べて、メモを取る際は

最初は1ページ書く毎にページを上下反転させたり、文字のレイアウトが行間が疎らだったりはありましたが、この頃にはメモ自体も整理して書けておられました。

机上の検査による構成、空間認識課題もこの頃には問題のない範囲まで回復されていました。



急ぎ、同時に幾つかのことを考え続ける状態に急に戻ることで

シンプルに暮らしていたら顔を出さないこれらの症状が出てきた、という印象でした。


ということで

業務用冷蔵庫やストックには

何が入っているかを扉にメモして貼ることにしました。


文字の理解は発症後初期から得意だったので慌てていてもミスを誘発しにくいと

思ったからです。

また、注文を忘れない様に、厨房内にホワイトボード、奥さんから注文は口頭だけでなく、

メモも渡す(のちのち、厨房に貼り付けるスタイル)に変化していきました。


構成、空間認識の問題は料理の盛り付けにも出てきましたが、、、、


次回に続く



*この日記は高次脳機能障害からの記憶障害の練習の為にご家族による当時の様子、思いとご本人による振り返りから構成されています。ご夫婦より多くの方に知ってもらいたい、とのご希望があり、掲載しております。

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