「ふたたび、暖簾をかけるまで」

「ふたたび、暖簾をかけるまで」第62話

(担当STとその後のやりとり)


以前、こちらで病前よりもマスターの性格が明るくなった、多弁になった。と書きました。

(本人、奥さんがそれを+に捉えられていて支障は無かった)

このデモを行った頃にはこんなことが奥さんから相談されていました。


「道で反対側から来た人がタバコや傘を持っていると、(危ない、なんでそんな危ないもん、持ってんやろ、、怖いわ)と大げさに言いながら極端に避けるんです、、トラブルにならないか心配で」


病前では考えられない行動、言動であったようです。

病後しばらく地下鉄や光、音に過敏になり公共施設を利用できなかった「過敏、易刺激性」が影響しているのかな、という所でした。

地下鉄の際は本や新聞をじっと一点見ておく、というルールで克服されていました。


記憶自体は忘れやすさ、忘却されることは沢山ありましたが、反復して残るものはそのまま定着される状態でしたので

ここでまた一つルール、というか御呪いを提案しました。

「思ったことを少し我慢して頭の中で想うのに留める」

「奥さんが嫌な顔をすることは控える」


誰にでも当てはまりそうな在り来たりな提案ですが、

反復して覚えることでこちらの言動も自身で抑えられるようになっていかれました。






*この日記は高次脳機能障害からの記憶障害の練習の為にご家族による当時の様子、思いとご本人による振り返りから構成されています。ご夫婦より多くの方に知ってもらいたい、とのご希望があり、掲載しております。

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