「ふたたび、暖簾をかけるまで」第64話
(ST,相談員、主治医との連携)
もう一つ、大きな再オープンへ向けての大きなサポートとなったのが
高次脳支援センターの相談員さんと高次脳障害専門医の先生との連携でした。
高次脳支援センターの相談員さんには
①高次脳機能障害の理解を奥さんに深めてもらう講習
②障害分野の相談員さんとの連携からの作業所選定
③高次脳障害専門医の受診へのコーディネート
④訪問で時間的に行いにくい総合的な知能検査の実施
を担って頂きました。
訪問での様子などもお伝えしながら必要に応じた動きをして下さり助かりました。
高次脳障害専門医の先生には
①体力や認知機能の変化を見ながらのGOサインを出して頂く
②心身面の注意点を伝えて頂く
復職、特に居酒屋という特異なケースの段階的な復職に理解を頂けたので
「○○になったら週2日に営業増やしましょう」など非常に柔軟に取り組んで頂けたので
助かりました。
多くの方に支えられての復職、となりました。
*この日記は高次脳機能障害からの記憶障害の練習の為にご家族による当時の様子、思いとご本人による振り返りから構成されています。ご夫婦より多くの方に知ってもらいたい、とのご希望があり、掲載しております。
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