「ST,在宅やってるってよ」その126
養成学校でお話をする機会を頂くたびに
「就職先に訪問を考えている人」と質問しています。
その結果は、、、
ほぼゼロです。
でも、講義後に
「何年かしたら訪問に行きたいんです」
だったり
教員の先生から
「訪問に憧れてる生徒が沢山います」
と耳にします。
実際にそういう気持ちはあるけど、
教員も訪問を経験したことが少なかったり、多くは一人職場であることから
「先ずは病院」
となる様です。
私自身総合病院に8年勤務後に訪問に行きました。
当時は訪問という選択肢が無かったのも大きいですが
「先ずは病院」と思ったのも事実です。
ではどれくらい居れば良いのでしょう?
漫然と病院に居れば、
勤務期間が長引くほどに
「訪問は無理だな、病院しか分からないし」となるでしょう。
訪問したら基本一人で対応する事を想定して普段の病院勤務でバイタルチェック、フィジカルアセスメント、在宅関連研修に行きつつ「もう一通りわかった」となれば
動くべきかな、と思います。(私はそうでした)
ただ、やはり実際に体験しないと分からない部分や慣れもありますし、STが居なくても他職種に同行する中で順応していけるとも思います。
実際に訪問からSTを始めてる方もいます。
ただ、個人的には
病院(ICU急性期〜回復期〜療養、外来)や施設、デイ、など経験や想像できるくらいになった上で地域に出た方が、様々なイメージがつくので想定したアプローチ申し送りが可能かもしれません。
また
「いつかは」と言ってる方は基本訪問に来ないとも思っています、、
具体的にスケジュールを想定して動くことが大切ですね。何事も。
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