「ST,在宅やってるってよ」その17
今回もリスク管理です。
CPR(心肺蘇生法)についてです。
前回もお伝えしていますが、訪問で我々は病気に対して診断や治療は出来ません。
その状態が看護師、医師、救急車が必要かを判断し、引き継ぐという役割の「リスク」管理です。
心肺停止に関しては見た目に分かりやすいこともありますが、
呼吸をしているか、心拍は、の確認はいります。
CPRの方法も数年で変わっていたりもします*1ので、
数年に一回は確認、受講される方が良いかも知れません。
(日本医師会救急蘇生法https://www.med.or.jp/99/cpr.html)
講習は最寄りの消防局にて普通救命救急講習を実施されています。
また、「住まいと介護研究所」の理学療法士、谷口昌宏先生*1は療法士の立場からの
救命救急についての講習をされているので、「自身の役割」を理解するのに有用かと思います。
人工呼吸にしても感染のリスクもあるので予防としての携帯マスクも販売されています
またAEDが最寄りのどこに在るか等のアプリも出ていますので、予めスマートフォンに入れておくと少し安心です。
(日本全国AEDマップ
https://play.google.com/store/apps/detailsid=appinventor.ai_oaniijuf.NipponAED&hl=ja)
CPRを始める際に、人が少なく救急車も同時に呼ぶ必要がある時はスマートフォンの通話を
ハンズフリーにすることも予め知っているとスムーズに出来たりします。
何にせよ、「備えあれば憂いなし」CPRの実習の際には本気で実践、明日は我が身と捉えて行うことが大切だと思います。
*1住まいと介護研究所 谷口昌宏先生
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