「ST、在宅やってるってよ」

「ST,在宅やってるってよ」その140


コロナ禍が長引く中で

一般の方、マスコミ、医療介護職の方々の一部の方からも未だに聴こえてくる

「入院して万全の状態で」的な発言。


こういった状況で出てくる言葉だからこそ

本気で思っている、願っているに近いのかもしれませんが感じます。

これはコロナに限ったことではなく

老化現象だったり

進行性のご病気だったりしても

「入院したら治る」

「以前の様になる」

という思い込みに近い思いを感じます。


リハ職の中にも

「そんなら、うち来てリハしに来たら

治してあげるよ」みたいな言葉を未だに。。


知らない一般の方

藁をもすがる気持ちの当事者は

入院したくなったりします。


が、


例えば

整形的なオペ目的でも

入院前に痩せ型の方なら

術後のオペの間にADLに支障をきたすレベルまで筋力が落ちることもありますし


元々要介護度の高かった寝たきりや移動に困難さのある方は

胆石除去目的での入院の間にも

関節が拘縮し、痩せが進む

一般的にこういった処置では

リハビリはほぼ無いので

刺激も減り認知機能も低下するなど

何度も見てきました。


勿論、病院には在宅には無い

専門の知識や設備を高度に

持った人、環境がありますが

専門的な治療にフォーカスを当てれば当たるほど、全体的なコンディションにまで

目が届かない、というデメリットもあると言うことです。


その人に合った刺激、リズム、バランスを

如何に保つか。

入院している間の専門治療以外のデータで

留意し、相談をこちらからするべき点など

を入院前にお伝えしたり、入院に備えたコンディション作りを取り合えるのも

在宅側に課せられた一つの責務なのかもしれません。


「入院したらHP全回復」では無く

「〇〇を良くするために、〇〇が悪くなる可能性があるから、〇〇な場合は先生に言ってください」みたいな事前説明こそが肝になります。


消耗性の強い治療の場合は

栄養面の視点と対応方法を

在宅STとしてもアドバイスしておくのも良いかと思います。





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