「ST,在宅やってるってよ」その24
引き続き
リスク半分生活の知恵半分です。
直接STに関係なさそうですが、対象となるご利用者で使用されている方が多いので。
「埋め込み型ペースメーカー」
簡単に言うと
心臓の機能低下から脈拍が遅くなる方等に対し、
脈拍が一定のリズムになるように心臓に電気刺激を送り続ける装置です。
昔から
「ペースメーカーの人が居たら携帯電話は使うな」
という声は聞いたことがある方は多いとは思いますが、
実際に現在の在宅生活ではどうなのでしょう?
例えばタブレット端末のみで記録をしている医療介護従事者もいますし、
ケータイからスマホにどんどん移行した今、
電話として以外の用途も生活必需品となっています。
多くの情報を得る、ヘルスケア管理に、通信販売での買い物などなど、、、
幾つか調べてみると*1、2
スマートフォンに関しては基本的に「15センチ埋め込み部から離して使う」
のようですが、
総務省の調べでは国別調査では15センチでは影響が少しあったとのことで
「22センチ離す方が良い」という所もあるようです。*3
なので耳に当てて利用したり椅子に座って机で見る分に関しては使用可能なようです。
特に携帯電話は毎年の様に進化していくので第3世代(いわゆる3G)からは電磁波の出難い仕組みも向上しているとのことで、スマートフォンに関しては安全性はかなり高くなってきている様です。(3G以前のスマホ自体が利用するのが現在では厳しいので多くの方が機種を更新しているので)
スマホに比べて身近にあって気づいていないかもしれないものは以下です。
IH調理器
IH炊飯器
電気工具
ワイヤレスキー
全自動麻雀卓
磁気治療器
電気カーペット
電子レンジ
EMS(筋力増強用電気機器)
低周波マッサージ
体脂肪計
個人的には
麻雀卓と体脂肪計、ワイヤレスキーは驚きでした。
特に古い電化製品は注意が必要かもしれません。
*1ジャパンライフライン
*2DtoDコンシェルジュ
*3平成29年度電波の医療機器等への影響に関する調査
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