「ST,在宅やってるってよ」

「ST,在宅やってるってよ」その45


今回は「活動と参加」についてです。


在宅でリハビリテーションに関わる中で大事な要素の一つです。


ただ、自宅や施設でトレーニングをし続けるのではなく、意義のある活動や


自分の居場所のある参加につなげることで心身活動を維持向上しましょう、というような

ニュアンスで捉えられることが多いと思います。


STとして関わるコミュニケーション障害や高次脳機能障害、認知症の方、嚥下障害の方などに対して、どのように「活動と参加」につなぐことが出来るんでしょうか?


初めてお会いして、お互いにまだどんな方かわからない時に「外に出ましょう!役割もちましょう!」は難しいことが多いです。


・どんな方なのか、(気持ちは?どんな生き方?)

・どんなことが好きなのか、

・どんなことに興味があるのか、

・現状の能力で提案していけそうなこと、潜在的に興味があることは?

*強みチェックシートの活用が有用です。


・そのお手伝いに使えそうな社会資源や便利グッズはないか?


そして信頼関係です(この人の提案は耳を傾けよう)が大切です。


障害の重い軽いと必ずしも比例しないところがあります。


寝たきりでも旅行に行きたいかたもいますし、

自宅内で自立されていてもどこにも行きたくない方もいます。


活動と参加は必ずしも外に行くことではありません。


家の中での「役割」かもしれません。

夫婦として、親として、子として。


心を動かさないと、繋がりません。


動く瞬間を見逃さないことも大切です。(幅広いフリートークは大切です)


何例か。


失語症の方で、外に出たい気持ちがあっても元々の交友関係は楽しめなくなった。

デイサービスは行きたくない

→失語症当事者のお茶会を創設し、ご紹介すると毎回欠かさず来られるように。

→そこから派生して失語症会話パートナー養成事業や養成学校での学生への話し相手などの

役割、参加が増えていきました。


ベッド上でストロー介助で水分を摂っていた方。

コップから少しずつ両手で持って飲むほうが飲み込みが安定することが分かり、

ご夫婦で机でコーヒーを飲む「役割」と「活動」が出来ました。


妻の手料理を食べられる提案

嚥下障害の中でも食べられる料理があることをお伝えすることで

介護者である奥さんが「妻の手料理」の役割が出来て非常に嬉しそうでした。


存在の役割

家族として「そこにいてくれる」こと自体が役割でもあります。



外に行くことが出来ない方や自身がまだ役割などに向き合う元気がない時に

支援者である私達自身が「愉しみ」の役割として寄り添うのもその後に繋がる過程があるなら有要だと思います。


*強みチェックシート

file:///C:/Users/takada/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/XTC34XEG/強みチェックシート.pdf




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