「ST,在宅やってるってよ」

「ST在宅やってるってよ」その53


在宅に伺うと、普段と様子が違うご様子でソワソワされていたり、

怒っておられたり、落ち込んでおられたり、ということが時々あります。


こういった症状をBPSD(認知症の行動と心理状況)と言います。*


それに対して中核症状言われるものは記憶障害だったり、見当識障害になります。


BPSDは人や環境、シチュエーションによって左右されたり、改善することが出来たりします。


上記の状態で、いつも通り言語レッスン、となっても当然良いパフォーマンスは望めません、以前こちらで書いた「感情と記憶」からも辛い気持ちの中で出来ない言語レッスンをすることは、「今後もしたくないこと」になるわけです。


ですので、

訪問してソワソワしておられたら、話やご様子から訴えを聞いたり一緒に確認することが優先となります。

例えば

「寝室の様子がおかしい気がする」と訴えがあれば、一緒に寝室に行き、気になる照明、窓の開き具合、家具、写真だったりを確認しながら安心して頂きます。

(その場で難しいことは無理に解決せず、相談しておきますね、と言って話題を変えたり)

「テレビが困る」だったら

リモコンの操作の問題なのか、画面の字幕がしんどい、なのか、テレビ台のガラス面の夜の照明の反射なのか、だったりいろんな視点で確認します。

原因がわかったら解決を探ります。(リモコンの説明書きを作る、使うボタンが誇張されるデザインの工夫、ガラス面に布を掛ける等)

「字が何も書けない、話せない」だったら

今も出来る書き方だったり、言い難さがあっても伝わっていること、話せなくても伝えられる方もいること、など傾聴と共にお伝えしたりします。


そうした上で安心出来ると結果的に言葉も一番いい状態で話せたり、練習出来たりします。


言語レッスンだけど、テレビを確認。が普通にあることだ、と事前に思えると

心の準備をこちらも出来るかな、と思います。


認知症フォーラム

https://www.ninchisho-forum.com/knowledge/kaigo/007.html



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