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執筆者の写真hanataku2019

「ST,在宅やってるってよ」

更新日:2019年7月13日

「ST、在宅やってるってよ」その11


今回は多(他)職種連携についてです。


多職種連携という言葉は良く使われるようになっていますが、


担当者会議、カンファレンスを行っているだけでは中々難しさがあります。


共通言語、お互いの職域理解、業務形態、、、、等など



お互いの「強み」や範疇を知らないでグイグイ言っても、あまり良い影響はありません。


幾つかの方法があります。


①多職種が参加する学会等への参加


例えば、

認知症ケア専門士学会ではリハ職以外にケアマネジャー、ヘルパー、社会福祉士、看護師、等と

日本摂食・嚥下リハビリテーション学会では医師、歯科医師、歯科衛生士、栄養士、看護師、等など、、、


意見交換や双方の発表等に触れることがあります。

自分が対面している方に多職種はこの様に捉え、アプローチしているんだ、という事が少し分かる訳です。

また、各業界でのホットなトピックやアプローチを共有することで臨床にも活かせるかと思います。


②地域の集まりへの参加


各地域によって沢山の集まりがあります。

私の地域ではケアマネジャーと開業医、歯科医が中心となって地域を繋げるカフェや

精神科医と認知症当事者を中心とした認知症カフェ、

地域のケアマネジャーが関わりのある福祉用具、ヘルパー事業所、リハ事業所、地域包括などに声をかけて行う飲み会、

リハ職の県士会合同の活動、集まりなど、、、、


学会よりも地域性や地域課題、直接的な相談事に繋がりやすい面もありますし、日常業務が円滑になったりもします。私はこういった機会でSNSなどで共有出来る関係になることをお勧めします。その場では伝えきれない自分の想いや行動を知ってもらえる機会が増えるからです。

地域の繋がりは多くの派生的な活動にも繋がり、医療介護職を超えた地域との繋がりにも発展するので、積極的に「自分とは何者か、どんな思いで活動しているか」を伝えると広がりがあると思います。


③SNS

SNSで自身の活動に近い方と繋がっていくことで、後々リアルに出会うこともあります。

また自分では知りえない情報をシェア出来る機会も増えるので活用すべきツールかな、とも思います。


「自分は何が地域で出来るんだろう」と一人で思っていても進みにくいですが、

他者と触れ合うことで少しずつ具現化していくことも多いので、是非積極的に色んな会に参加してもらえればと思います。


職域だけでなく、個々人の得なフィールドをお互いに理解すると質の高い多(他)職種連携につながるのかな、と感じます。




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