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「ST,在宅やってるってよ」

「ST,在宅やってるってよ」その91


今年度も児童発達支援施設での年長さんたちの言語発達のお仕事が終了しました。


年長さん達を中心に担当させて頂いて早3年。

3回目の卒業、巣立ちに担任の先生の様な気分にさせて頂きましたが


今年は少し様子が違う印象を受けました。


やはりコロナ禍による自粛が関係していると思います。


多くのイベントが中止・縮小になったこと。


通園自粛や集団学習の機会が各幼稚園・保育園・こども園で大きく異なったことが


関係しているかと思います。


運動会、学芸会、敬老会、お別れ会、お泊り遠足


普段なら年長さん達が経験したであろうイベントの裏には


イベントまでの練習、自宅で親と伴走しながら行うことで


親は子供の成長や悔しがりながら、我慢しながらも繰り返し練習し


成長していく、達成していく姿を共有します。その先に育児への自己肯定感が増えたり。


子供も、自分の精いっぱいを皆に披露し親、兄弟、親戚に見てもらうことで


達成感、成功体験を得ます。


そういった体験が少ない、または無くなったことで


「何となく出来てる気がします」の様な漠然とした不安を親子から見え隠れしたり。


劇でセリフを何度も覚えることが、構文の型を知らず知らず学ぶことになっていたり、


文章の繋がり、構成を知ることに繋がっているとも感じました。


例年よりも助詞や接続詞が出難いままのお子さんも多いように感じました。


ただ、子供の可能性は無限大ですし、親子の関係もまだまだ変わっていくと思います。


この一年で出来なかったことがこれからまだまだ出来ることを、少し背中を押すように


これからも心配事があったら、相談して頂ける場所をお伝えしておくことで


少しでも役に立てればとも感じました。


今年度の終わりに施設のスタッフさん達と振り返りをしながら

同じように感じておられたことを知りました。

来年度、より良い関わりが出来る様な試みも話し合いながら

次の年長さん達に出会うのを楽しみにしつつ。





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