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「ST、在宅やってるってよ」

「ST,在宅やってるってよ」その49

全国に緊急事態宣言が出ました。

在宅STにとっての変化としてはどういったことが考えられるでしょうか。


通所サービスの場合は、自主閉鎖や休止をした場合に代替で電話や訪問での健康チェックとしての算定は可能なようです。*1

しかし訪問リハビリテーション事業者、訪問看護ステーションからのリハビリテーションの提供に関しては通常通りの業務となっています。(訪問介護は電話対応も可能ですが、、)


個人的にはこのタイミングで訪問者が来ることによる感染リスクとオンラインでの代替サービスの選択がリハビリでも行われればと思いますが。。。

保険外ではオンラインを始めておられる所はいくつかあるようです。

「テレリハ」*2「びいどろ」*3

その一方でオンライン端末の活用が難しい方も多く、そもそもコミュニケーションツールの利用が困難なレベルのコミュニケーション障害がある方が対象でもあるという課題はあります。(周囲の支援者環境にもよる)

導入はオンライン代替可能な世帯と実訪問世帯との分散が狙いではあります。

これはコロナに関したことだけでなく、今後の医療従事者人数の不足、超高齢社会の構図からも、ある意味では「いい機会」なのだと感じます。


日本は何事も手厚く、優しい気質なので、クレジットカードの導入にしても、現金払いの対応も残したまま進めるため、中々浸透しません。北欧ではクレジット導入となるとクレジット端末しか置いていない店舗が大半を占める様になる為、必要に迫られて高齢者世代も利用するようになります。(一長一短ではありますが)


何れにせよ、このタイミングでの導入提案準備は、学校教育も含めてターニングポイントとなるのではと感じています。


話を戻します。

現在のコロナ禍での在宅ST支援として

口腔支援に対しては飛沫、エアロゾルのリスクなどが付きまといます。

しかし、医療物資はご存知の通り、病院の救命現場でさえ、使いまわしの状態です。


その為可能な限りの予防グッズのカスタマイズが必要になります。


フェイスシールドは100円均一グッズで大河歯科医院の大河先生が作り方を動画で

挙げて下さっています。


またマスクに関しても市販マスクや布マスクではサージカルやN95レベルの密度には遠くお及びません、、、なのでエアコン用フィルターのPM2,5 対策シートなどをマスクサイズに切って、マスク裏面に口側はティッシュやガーゼで挟んで利用するなどのカスタマイズも良いかと思います。

また使い捨てガウンも不足、その代替の袖付ポンチョ、レインコートも不足しています。

ビニール袋を代用する、レインコートを使用のたびに消毒、などが現状では必要かもしれません。

日本言語聴覚士会もコロナ禍での対策、方針について記載しています。

具体的に記載があり、この時点でここまで表記しているのは

口腔支援職能団体としては誇らしいですが、現実的に全てをクリアして行える環境が

在宅にあるかというと難しさもありますので、各自安全と提供するサービスのリスク(利用者、提供者双方)と所属組織とで決めていく事になると思います。


また在宅が長いと病院勤務時は当たり前に行っていた感染者対応時のガウン着脱マニュアルなどを忘れていることもありますので公益社団法人 全国福祉施設協議会HPの動画を添付します。 https://www.youtube.com/watch?v=xh0of-jszS4&feature=youtu.be



*1アヤム地域包括ケアを支援するサイト


*テレリハ

*びいどろ




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