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「ふたたび、暖簾をかけるまで」

「ふたたび、暖簾をかけるまで」第48話



(当時の日記や出来事 ご本人)

7月13日(月)

7:10

よく晴れていて暑くなりそうです。

私は浅川亭、久代はきんぎょ食堂での作業で9:00~15:00の予定です。

いそがずあわてずN村さんの指示をしっかり確認しながら働いていきます。


7月14日(火)

昼14:00

午後になると陽差しも強くなり暑さも強烈です。

これからの“かどや”の営業の型や定休など久代と話しましたが、

9月に再開する目標は変えず、スタートは金、土、日の3日間の営業で体が戻ってきて

慣れてきたら徐々に営業日を増やして時間も15:00~21:00までにして

疲れを残さないよう再開してみます。休みは月よう日、火よう日。

血圧上134下70心拍数60(16:40測る)



(今当時のことについて思うこと ご本人)


私が倒れてから久代にはいろんな心配をかけました。

きんぎょ食堂へも私が浅川亭で作業をさせてもらうことになり

行き帰りに困らないようにと思って働くことにきめました。


調べないと今でも書けない漢字が書けているので驚いて当時の手帳を読み返しています。

現在のこと、過去、未来のこと時間が理解できてきました。





*この日記は高次脳機能障害からの記憶障害の練習の為にご家族による当時の様子、思いとご本人による振り返りから構成されています。ご夫婦より多くの方に知ってもらいたい、とのご希望があり、掲載しております。

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