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「ST、在宅やってるってよ」

「ST、在宅やってるってよ」その46


今回は

「言葉選び」と「優先度の選別と視野」についてです。

現在、全世界で蔓延している新型コロナウィルスですが、

その報道を通じて思うことがあります。

先ず、気になるのは横文字の多さです。

「オーバーシュート」「クラスター」「ロックダウン」

爆発的感染、小集団内感染、都市封鎖で良いのではと思います。

特に、高齢世代への危険性を伝える中で横文字で伝えることは効率的とは言えません。

よくわからない横文字からその意味を理解するまでにある「ワンクッション」で伝わらない方が増える可能性があるからです。

また、先日の小池都知事の外出自粛の会見にしても、丁寧な言葉での呼びかけは良いのですが、注意喚起としてのイントネーションが乏しく

視聴者への危機感の伝達という意味合いでは弱いように感じました。

また政府や多くの国民の行動のバラつきがまだ見られます。

例えば経済回復として特定業界への商品券の提案は現段階で検討される優先順位は低いですし

「一年に一度の桜を見ておきたい」の気持ちの優先度は感染拡大を防止する花見自粛の問題と比べられるものでは無いはずですが、

同列に比較したり、時にはその重みを逆転させてしまったり、、、が見られます。

卒業式、入学式、部活動も同様です。

多くの若者にとって軽症で済む、と言われると若者はその後の軽彩その背景に高齢者感染やウィルス変異の可能性を入れずに行動したりします。

自分の物差しでは「罹っても大丈夫なもの」と捉えているからです。

こういった今の現状を我々の業界の日常で考えると

「食べる」に関する意識の差が浮かびます。

「少しくらいトロミが薄くても」

「少しくらい口に残ってても」

「少しくらいゴロゴロ喉に残ってても」

「食べて咽せても咳したら大丈夫でしょ(自分は)」

こちら側の伝え方も小池都知事のように丁寧な言い回し、イントネーションで重要性が伝わっていないことはないでしょうか?

専門用語や横文字で伝えたつもり、で終わっていないでしょうか?

今、優先すべき事項に即座に対処出来ているでしょうか?(今日、訪問したらムセが増えていたが来週対応しよう、ではなく、その場で対処法を紙面にする、等)

「言葉選び」と「優先度の選別、視野」、

こういった時だからこそ自分自身を見つめ直してみても良いかもしれません。

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